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第2章 始まり

『バカだよな。あんな話聞いただけで
こんなことするなんか。情けねぇよ。』


シュンとしている聡くん
可愛いーーー！！！！！



「聡くん？私ね今すごく幸せ！
何年も聡くんが好きだったの。
今こうして隣に居てくれてるから…
ずっと続けばいいなって思う」



こんなこと言えば引かれるかもしれない。
でも、今思ったことなの。



『沙綾、ずっといる。
やっと手に入れたから離せって言われても
離してやれない。』




私は幸せの中にいた。



そしてこの約束は数ヶ月後に
破られる事になる。