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第6章 傷付けられる

それから２週間ほど経って
学校にも復帰することになった。

あれからまだ男の人は怖いけど
触られなければ話くらいはできるようになった。


そしてあの日以来聡くんとは会っていない。
数日はLINEもあったけど今はない。

これでいい。全て終わったから真奈美ちゃんに
あれ消してもらわなきゃ．．．




そして真奈美ちゃんと会う日


『あら来たの。
隅田くんとは別れたのかしら？』

私は聡くんとのLINEのメッセージ画面を見せた


別れたいと言った翌日から数回
メッセージがあっただけでもう1週間以上
連絡もなかった。


「これで私達は終わり。
もう何があっても知らない人だから。」



真奈美ちゃんは納得したのか
スマホを出してきて自分で消したら？と…


私は本体から消し
SDカードにもあったらイケないから
すべてチェックし真奈美ちゃんにスマホを返そうと
手を伸ばしたら腕を掴まれた。




そこに居たのは聡くんだった．．．