この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
嘘やろ!?
第20章 モフモフ



入学式…。

新しく受け持つ子達の顔を見る。

普通ならやる気に満ちた入学式…。

うちのクラスは不穏な空気が流れてる。

いや、変な緊張感がある。

クラス中の視線が私にではなくある子に集中してるからや…。

その子に対して、どうすればええのかを誰もが探ってる感じがヒシヒシと伝わって来る。

透や遼さんは目立つ。

だけどそれ以上に目立つ存在が私のクラスのど真ん中に座ってる。

ロングにしたドレッドヘアー。

それを自然に1つに束ねてる。

耳にはピアス…。

普通なら違和感の塊になるスタイルでも、その子には全く違和感を感じない。

違和感がないから尚更に目立つ。

小さな頭…。

漆黒の瞳。

高い鼻に厚い唇…。

そして真っ黒な肌の色…。

ハーフ…。

ナイジェリアとは聞いてる。

篠原 ダニエル Jr(ジュニア).

野生の目をギラギラとさせて自分の周りで怯えた顔をするクラスメイトを睨みつけてる。

透を豹と例えるなら、この子はまさに黒豹だ。

ノーベル賞を取ったドレッドのおじさんよりもドレッドが似合う子って…。

不思議な感覚のまま今日のスケジュールを進める。


「はいはい、本年度、あなた方の担任を受け持つ楠木です。教科は英語。まだ皆んなの顔と名前がわからないから後でゆっくりと教えてね。」


嘘を言う。

Jrだけはしっかりと覚えた。

覚えない方がおかしいわ。


「とにかく入学式に向かうので廊下に並んで下さい。」


そう言って教室から出る。

まだ1年で既に178はあるJrは頭1つ目立つ。

長い足…。

ブレザータイプの制服に着られている子ばかりの中でモデルのように着こなしているJrに誰もが視線を送る。


「ねぇねぇ…、どこの中学?」


好奇心旺盛な女子達がJrに声にかける。

Jrの反応はなく、まるで日本語がわからんみたいに女の子達の言葉を無視した。


/333ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ