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嘘やろ!?
第8章 スペアキー



最終日のテストも無事に終わった。

今日は早く帰って採点を終わらせなければ…。

そんな事を考える。

とにかく土曜日の夜までに採点を終わらせる。

透と会うかどうかはそれからゆっくりと考えよう。

そう思って、いつもよりも早い時刻に教室の戸締りに向かった。

心臓が止まりそうになる。

勘弁してや…。

そう叫びたい。

教室は既にカーテンが閉じられて薄暗くなってる。

後ろの扉も閉まってる。

なのに透が教壇の机にもたれるようにして起きて私を待っとった。


「どないしたん?」

「見りゃわかるやろ?」


お前を待ってたんやと言いたいらしい。

ひとまず前の扉も閉めて教室を密室にしてまう。

透は当たり前のように扉の横の壁際に私を連れて行く。


「千里の事…。ありがとうな。」


一応、お礼は言っておく。


「別に…、それが仕事やからな。」


私の前髪を分けるようにして指先で撫でた額にキスをしてくれる。


「透…、あかんて…。」

「何が?」

「ここ…、学校や…。」


声が震えてた。


「学校でもどこでも朱音には同じやろ?」


クスクスと笑う透がシャツの中に手を入れて来る。

どこだろうと透に可愛くない教師としての態度を崩さない私への抗議をして来る。


「でも…、学校では嫌や…。」

「朱音の身体はそう言うてないぞ。」


シャツの中でブラジャーのホックを外して勃起をした乳首を透が指先で摘んで来る。

ピクピクと感じてまうから必死に透にしがみつく。


「と…おる…。」


透の手が容赦なくスカートを捲り、パンストをパンティごと下げて来る。

もう一度、透の名前を言おうとすると半開きの口を透がキスで塞いでた。


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