• テキストサイズ
きっかけは映画館
第5章 ラブシーン


隣の肘男(ひじお、肘が邪魔だからひじおでいいよね。)は、画面が暗くなると、うつらうつらし始める。

ストーリーは、ストーリーは…
肘男が気になって集中できないけど、
嵐で停電中の暗い部屋でカップルがキスしてる。

最初は触れるだけのキスから、段々と熱が籠ってきて…

ああ、いよいよ最初のラブシーン…

って、肘男?
さっきまで起きてたのに、
マジ寝?

カックン、カックンしては、肘付きして目をシバシバさせて、また、カックン…

てか、肘男の頭が更にこっちにはみ出てるんだけど!!

邪魔っ…

これが電車なら寄っ掛かられてるわけで、肘でこっそり小突いて戻すところなんだけど、ひじ掛けのせいであからさまには出来ない。


てか、これからいい所なのに、肘男は見ないのかな?

ん〜、肘男、邪魔っ…

そうだ、あの手でいこう。

肘男を小突くアイデアを閃いて、バックを再び漁ってティッシュを探すフリ。

んで、取り出すタイミングで肘付き肘男の肘を…
ドンっと小突いた。

勿論わざとらしく謝る準備をして…



/497ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ