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第8章 食事

はぁ、サイトまで見られて、映画館でしたことは、俺が勝手に盛ったこととバレちゃったし、サイトの仕組みまで暴いた麻里絵ちゃんは意気揚々として…

5000円でこんな可愛い子とデート出来るなら安いもんだと思ったけど、
麻里絵ちゃんは関係ないし、相手の女の子はすっぽかした訳だし…

はぁ〜




肘男は、サイトの仕組みを暴いたらがっかりして元気がなくなった。

へへ、これでご飯が終わったら、キッパリお別れ。


だけど私はまだ気付いていなかった。
肘男とのやり取りは楽しいし、裕司と別れた寂しさが紛れていることを…

別れて良かったのかどうか、裕司は引き留めてくれないのかと悶々としていたのに、そんなことも考えずに楽しく過ごせていたことを…