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どこかで………
第3章 憂鬱
バスタオルをカラダに巻きつけ、バスルームからでた。

「長湯してしまって、ごめんなさい。すぐに………」

「大丈夫だよ。いくらか元気になったみたいだね。俺も風呂に入ってくるから、ベッドで待ってて」

男は微笑んでバスルームに消えていった。

¨優しい………¨

いろいろな職種はあるが、デリヘルの客は特に時間に厳しいと思っている。高い料金を支払うのだから、当たり前の事だとは思うようにしているが………あまりにも、ひどいと思う客はいた。
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