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心の隙間を埋めて
第4章 写メ

 午後9時。俺のスマホが鳴った。プップとメールアプリの通知音がして彼女からのメールであることを告げる。

『三浦美幸です』のタイトルの後、『今日はお疲れさまでした』とだけ書いてあった。

 俺が返事を打ち終わる前に、また通知音が……。

 さすがに速い。

 メールを開く。

『今日の……』というタイトルの後、写真が添付してあった。

 黒いブラジャーとお揃いのショーツは、下腹を覆う布地にレースに刺繍がしてあるのか透けて色白の地肌が見えるようだ。

 俺は思わず息を飲んだ。台所に立つ妻に目をやり、思わずメールアプリを消した。

『へえ、結構セクシーじゃん? だけど……』

 と、冷静を装いながら、股間をパンパンにしていた。

『もしかして、先生、期待してた? 私のパンツ履いてない私のお尻……』

 はい、期待してました。

『送りましょうか。私のノーパンの……』

 俺の反応を想像して、彼女のほくそ笑む顔が浮かぶ。それと、下着を着けてない丸いお尻と、そして……。

 また、股間が熱くなる。

『いい、いいよ……』
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