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愛おしいキミに極甘な林檎を
第36章 You belong to me



ここで寝てしまってはいけないと思いながらも心地良い温もりに包まれているうちに眠りについた。


ソラ先輩とのセックスが終わると心も体も気持ち良くていつも眠ってしまう。



目を開けた時にはひとりでベッドを占領していて、窓の外は暗くなっていた。



ぐうっとお腹が鳴ったのが気になった時、台所の方からいい匂いがしてくる。

重たい体を起こしてぼーっとしているとソラ先輩がやって来た。



「起きた?」


「はい。寝ちゃってすみません」



「気にしなくていいよ。ねえ、前に作り方を教えてもらった餃子を作ってみたんだ。食べてみて」



背中を押されて連れて行かれて、椅子に座らせられるとその餃子を披露される。


相当自信があるのか私に早く食べてもらいたいようだった。


箸を持って皿に乗っている餃子を取って見ると具材がはみ出ているのもあった。

食べてみると前に私が教えた味が口の中に広がる。


「んー、美味しい!日々料理が上達してますね!」


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