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愛おしいキミに極甘な林檎を
第46章 主従関係

「うん。どうやって誤魔化すのか見させてもらったよ。言い訳が下手なところも風子らしくて見ていて愉快だったよ」
「むうう……。困っていたんですからフォローしてくださいよ」
「たまには焦っている姿を見させてくれてもいいじゃん」
「ううっ……、ソラ先輩の意地悪……」
メイド服を着た時に一緒に履いた、上部にフリルと細くて黒いリボンが付いた白いハイソックス。
その靴下に触れた後、ソラ先輩はピタリと手を止める。
「今日はこのまましようか。最後までメイドでいてもらうから」
「えっ!?」
「せっかくこの格好をしているんだし、好きなようにやってごらん。……俺のことを勝手にご主人様って呼んで楽しんでいたんだから文句ないよね」

