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愛おしいキミに極甘な林檎を
第52章 溺愛カレシと濃密な夜



「へ……、なんでしょうか……?」



『乙羽は本当にやらしい女だな……。出張に行った時から思っていた』


「ふえ……?」


『邪魔しないように電話を切る。……おやすみ。また明日』


「はい……。おやすみなさい……」


別れの挨拶を言うと通話を終了されて課長の声が聞こえなくなった。


鈍くなっている思考で考えても課長が明らかに何かを察したことが分かる。



これはもしかして……。


ヒヤリとしている間もソラ先輩は手を止めずに私の秘部をクチュクチュと弄ってくる。


「ソラ先輩……、今の…聞いてましたか……?」


「なにが?」


「電話の内容…、聞いてましたよね?」


「うん。聞こえてたよ」



「最後の課長の言ったこと……。私たちがエッチなことをしているのが、バレたかもしれません……」


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