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第59章 ふたりからひとつへ

「そんなっ…、ああんっ、奥…、弱いのにっ……、ああぁっ」


「はぁっ……、だからイきたくなったらイっていいよ」


ピストンされることによってぷるんっと揺れていた胸も揉まれ、固くなっていた乳首を指先で苛められるとその快感が増していった。


程よい刺激を膣奥で感じ続けるうちに、じんわりと熱くなってくる身体。



「風子……」


私の名前を艶やかに呼ぶ低い声も官能的に心地よく響き渡る。


その熱が限界に近づいていくと、欲しがっていた最高潮のその瞬間がやってきた。



「気持ちいいです……。あっ、んっ、あぁっ、イクッ……、ソラせんぱいっ……、ああぁんっ」


オーガズムを感じて体が痙攣している時も膣奥を刺激されて、失神してしまいそうな長い快感が襲う。