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愛おしいキミに極甘な林檎を
第61章 真実の愛と花嫁の決意



「俺の何が気持ちいいの?」


「んっ、あぁっ…、あっ、あっ、言え…ないですぅ……」


「言わないともっと突くけど」


「ひゃぁああんっ。だめっ、気持ちよくて、おかしくなっちゃう……」


体を起こして私の両脚を掴んだソラ先輩は腰の動きを早めてくる。



浅いところを突かれている時にぷるんと胸が揺れて、自分の嬌声が静かな部屋に響く。


退院してきてからこのベッドの上でソラ先輩にされたことはキスをするか、抱きしめられるだけだったからこれ以上の幸せを体に与えられるのがとても新鮮に感じた。


「くっ…、風子のなか……、相変わらずきついな……」


「それって…いいんですか……?」


「いいことだよ……。すごく気持ちいい……」


「気持ち良くなってもらえて…嬉しいです……」


身悶えるほどの快感を与えられて冷静さが呑み込まれていく中、たったひとつだけ思い出したことがあった。


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