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第62章 愛おしいあなたに……

体を起こしてそう言うと、ソラ先輩は少し口角を上げて微笑んでくれた。


この時、披露宴の時のお姫様抱っこも上手くいくと思った。


身を任せて大丈夫だと心から思えたから……。



「じゃあ、するよ」


着ていた服を脱ぎ捨てたソラ先輩は床の上に立ったまま、私の体を再びベッドへ寝せる。


隣にこないのかな……？


そう思った瞬間、両脚を掴んで引き寄せられると固くいきり立った肉棒をゆっくりと腟内へ押し入れてきた。


「んんっ……、あああ……」


愛液が溢れている秘部はそれを躊躇なく受け入れた。
指を二本入れられた時よりも大きく感じる質量に目が眩む。


愛している人の体温が身体中を支配する。


それは優しくて、熱くて、蕩けてしまいそうなくらい甘い。



「幸せ…です……。ソラ先輩と…ひとつになれて……」