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第63章 愛おしいキミに……

「いいから。ほら、イキなよ」


快感に溺れてしまいそうになっている私にソラ先輩は唇を落としてくる。


キスで大きく呼吸ができなくて苦しいけど、そこがまた気持ちよかった。


唇をつけては僅かに離して情熱的なキスを繰り返す。


更に秘部の割れ目に触れていた指先も同時に動かしている。


蕩けてしまうくらいの丁寧な愛撫によって私の限界がすぐそこまで近づいてきた。


「はぁっ、んっ、んんっ、んんん……。きちゃう……、きちゃうう……、ふぅっ、んんんっ……」


「イッて……」


「ああっ…、んっ、んんっ……、んんん……」


秘部に与えられた刺激によって電流が体に流れたようにビクビクと痙攣して、何も考えれないほど頭の中が真っ白になった。


しかも、あまりにも気持ちよくて涙が目尻から流れる。


その雫はシーツの上にポタッと落ちる前にソラ先輩が指で拭ってくれた。


「さっきよりも気持ちよくなれたかな？」


「はぁ…、はぁっ……。はい……。イッちゃい…ました……」