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愛おしいキミに極甘な林檎を
第13章 それぞれの気持ち

綺麗に食べてくれるソラ先輩を前に私はドキドキしていた。

食事を終えてソファに座ってゆっくりしている時、本題を切り出される。


「ところで、話したい事って何?」

聞きたかったのは、私と結婚する意思があるかどうか。

でもここで結婚の話題を出したら私からプロポーズすることになるのかな……。


とりあえず、聞こう……。


自分の手をソラ先輩の大きな手に重ねてから目を合わせてみたけど、気恥ずかしくて視線を横に逸らした。


「私とのこと、ソラ先輩はどう考えているのかなって……」



「何度も言ってるけど、……愛してるよ」

愛情確認をするために聞いたわけじゃないけど甘い言葉に口元が緩む。


「そう言う意味じゃなくてですね……。これから先と言うか……」

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