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愛おしいキミに極甘な林檎を
第21章 アナタを愛シテ逆らえない
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「風子の子供はどっちの性別でも絶対可愛いんだろうな」
「そっ、そうだといいですね……」
妊娠する可能性を感じて夢を膨らませるように言うから避妊薬を飲んでいることを言えなかった。
軽くキスをされたり触れ合うことを楽しんでいると、コンコンッとドアをノックされる音が聞こえた。
「誰かが訪ねてきたみたいだね。俺が行ってくるよ」
急いで服を着たソラ先輩がドアの方へ向かい、私は念の為に胸元まで布団を被って待機する。
「あれ……、風子さんは……」
耳を澄ましていると理人さんの声が聞こえてきた。
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