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愛おしいキミに極甘な林檎を
第27章 婚姻届の行方


「結婚することに不安があるのではないかと千十郎様は少し疑っておられます。

だから風子さんの気持ちが固まるようにまずは婚姻届を完成させたかったのではないでしょうか」


「私はまだ判子を押してません」


「判子は誰が押しても見た目は同じです。風子さんが押さなくてもどうにでもなります」


「っ……。その場にいたなら止めてくださいよ……!」


「当事者である風子さんの本当の気持ちを無視して話を進めているのは一方的で汚いやり方だとは思ってます。ですが、僕は千十郎様の味方なので……」



視線さえ合わせてくれずに用件だけ言って理人さんは部屋から出ていった。


婚姻届を書いてから同居人として縮まった距離が遠くなった気がする。



まだ私がソラ先輩と一緒にいることを祖父に話していないようだから、一応私の味方もしてくれているようだけど……。


理人さんの気持ちが分からない……――――


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