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愛おしいキミに極甘な林檎を
第30章 低俗な野望と片思い


開いていたドアの横に那砂さんが立つ。

祖父が出て行った後に他の誰かの足音は聞こえなかったから恐らく隠れていたんだろう。


でも那砂さんが来てくれたおかげで私を閉じ込めていた理人さんの腕が下りる。


「あれほど家に来るなと言ったでしょう」

「いつだって那砂は理人くんの味方なのに?」


二人で話をしている隙に静かに逃げ出そうとすると那砂さんに左腕を掴まれた。


「いたっ……」

強くて勢いがあるからやはり女の力ではない。

手際良く何かを付けられた後、理人さんの方に押されて体がぶつかる。



「はい。これでオッケー」


「那砂!なにをするんですか!」


「風子ちゃんは確実に逃げるから理人くんのために逃げないようにしてあげたの」

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