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月夜の迷子たち
第7章 忍び寄る闇
「あ・・・・・・」

濡れた紗奈の割れ目を出入りする祐哉の指の動きに合わせてチュプチュプと音が立つ。
アトリエのソファの上で半裸になった紗奈は座った祐哉の上に跨っていた。

あれ以来毎日のように祐哉は夜にアトリエを訪れ、紗奈を悦びの世界へと誘った。
たっぷりと愛撫をして紗奈を濡らしてから指を挿入する。

今は指二本を奥まで挿入しても痛くなかった。

チュプチュプチュプ・・・・・・・クリクリ・・・・・・・

祐哉は何度か出し入れしてからクリトリスを弄り、再び挿入をして・・・・・を繰り返した。
自分の中に祐哉の指が出入りする様を見て、紗奈は不思議な気持ちが沸くと同時に興奮していた。

祐哉の指の根元までずっぽりと入っている様は、自分の体内に別の人間が入り込んでいる奇妙な感覚だった。

「はぁ・・・・・・はぁ・・・・・・あ・・・・・・んん・・・・・・・・」

祐哉の手でもう何度も達していた。
あの絶頂を迎える感じは一度味わったらもう逃げられなかった。
祐哉に触ってもらえないと焦れて、触ってもらうと最高にうっとりとして幸せを感じた。

祐哉が紗奈を持ち上げてソファに寝かせる。
グイと足を広げ、そこに顔を埋めた。

「・・・・・・・っ」

クリトリスの皮をグイと左手で剥くとその芯をチロチロと舐めた。
最初にされた時は、こんなところを舐めるなんてと抵抗したが、今ではその快感の虜になっていた。

「ああ・・・・・・っ!あぅ・・・・・・・っ!」

指をヌプヌプと出し入れする。

チロチロ・・・・・・クリュクリュ・・・・・ヌポ・・・・・・

「あっ!あっ!あっ!あっ・・・・・・・!~~~~~ッ!!」

あまりの気持ちよさに紗奈は無意識に祐哉の腕に爪を立てた。

(ああ・・・・・!また・・・・・・!あの感じが・・・・・・・)

「祐哉さん・・・・・・・ッッ!!」

祐哉は舌を離すと、指を素早く振動させるように動かしてクリトリスを擦った。

クリクリクリクリクリクリ!

「ああッ!だめ・・・・・・・ッ!!だめぇ・・・・・ッッ!!あーーーーーーッッ!!」

紗奈は何度目かの絶頂を迎えて、跳ねるように身体を痙攣させると、ぐったりと脱力した。

「はぁッ!はぁッ!はぁッ!」

祐哉が紗奈に深くキスする。

「んぅ・・・・・・」

唾液と唾液が混ざり合う。
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