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私の欠けているところ
第12章 時は俺の事を忘れてしまってたんだ


「迷惑なんて…

かけていいの?」




甘えることも
頼ることも
相談することも
させてもらえなかった時は
迷惑をかけるなと
言われながら
育ったのかもしれない

時は
迷惑かけろという
俺の言葉に
戸惑った顔をしていた



「あぁ。

して欲しいことは
何でも言っていいし
俺が寝てても
起こしてくれていい


迷惑
かけてみろよ


俺が
Siriやめたいって
思うくらいに」



「……」



「な?」



「………うん」



「よし!」


やっと
首を縦に振ってくれた時に
笑ってみせると
時は
どうしていいか
分からないような顔で

下手くそに笑った



それから
結局
俺と時は
2人で食器を洗って
片付けをした

時は相変わらず
頼ることが
苦手みたいだったけど
俺が食器を洗うことに
文句は言わず
その後も
世話をやく俺の
されるがままになっていた


やたらと
横になってろと言う俺に
ちょっと
困ってるみたいだったけどな(笑)


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