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贖罪の檻。【煉獄━ レンゴク ━】
第11章  玩具との遊戯
  


 言い返し終わる前に〝しまった〟と思った。


「なんだと?」


「っ、ごめんなさ・・・っ、うぅ・・・・・・」


 ギリッと髪の毛を鷲掴みされて痛みが走る。


「俺と家政夫の約束を一緒にするのか?」


「あ、あ゙・・・あぁ・・・・・・」


 鷲掴みにされた髪の毛で頭を持ち上げられて痛みと恐怖に襲われる。


「俺を、満足させられるか?」


「・・・っ、はい・・・・・・」


 微かに答えると手が離されてベッドに投げ出された。


「よし。じゃあ、満足させてもらおうか。」


「は、い・・・・・・」


 奉仕をするしかない。ノロノロと兄に近付いてズボンのファスナーを下ろして下着の中から牡を解放する。


「さぁ、満足させてもらおうか。」


「っ・・・・・・」


 涙を流してゆっくりと牡を優しく握って舌を這わせる。

 ちゅる ぐち ぐち


  
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