この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
贖罪の檻。【煉獄━ レンゴク ━】
第3章  襲い来る快楽
  


「ん・・・・・・」


 モゾッと身体を動かして感じるのは、怠さと布団の柔らかさ。


「・・・どこ?」


 目が覚めてハッキリしない視界に淡いオレンジの灯りが映る。


「やっと起きたか。」


「っ!!」


 声を掛けられて振り返る。そこには、優雅にティーカップを傾けている兄が居た。
 慌てて飛び起きて両手の高速が拘束が解かれていることに気が付いた。


「お兄・・・」


「ん?」


「っ、〝ご、主人さま〟・・・」


 〝お兄ちゃん〟と口にしかけたのだが兄の表情と雰囲気を汲み取っていいや、汲み取れて言い付け通りの呼び名を向けた。


「朝の挨拶は?」


「お、はようございます。」


「借りてきた猫みたいだなぁ。」


 カップをソーサー戻してベッドに向かい腰掛ける。


「朝の仕事だ。」


「〝朝、の仕事〟?」


  
/400ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ