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贖罪の檻。【煉獄━ レンゴク ━】
第32章  それは、新たな罠
  


「はっ、ぁああ・・・」


「椥さま、潮風が強いです。お身体に・・・障るのでは?」


「っ、彼方さ・・・・・・」


 現れたのは、男の執事だった。


「じゃあ、早くイカせて部屋に戻さないといけませんね。さぁ、彼方立っていないで月良を支えて下さい。」


「かしこまりました。」


「あっ、・・・彼方、さ・・・・・・ッ」


「ご心配なく。さぁ、身体を預けていて下さいね。」


 前に入り床に膝を着いて両肩に手を置かれて驚く。


「どうか、お許しを・・・」


「んっ?!!」


 くちゅ ちゅる 唇が触れた瞬間にニュルッと舌が口の中に入ってきた。ビクッと身体が跳ねた。


「いいですねぇ。彼方は、やはり・・・優秀でしたね。」


「ぅ、う゛んん・・・」


 蜜壺に挿入ったバイブがウンウンと呻りながら蠢いている。その度に快楽が駆け巡る。


  
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