この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
贖罪の檻。【煉獄━ レンゴク ━】
第39章  終わることなき〝宣戦布告〟
  


 兄の証言によると自分は、父の連れ子のようだ。しかしどうしてか思い出がないに等しいのだ。
 母の思い出は、ある。優しく料理上手で温かかった。

 その母が義理の母で兄のだけの母だとは・・・信じられない。自分が信じてきたモノは、なんだったのだろうか。
 兄に望まれる〝贖罪〟を出来るだろうか。もしも自分が恵見さんの言うとおりの〝悪魔〟だったとしたら・・・

 思いだけが募っていく。


 《《


「いらっしゃいませ、良巳さん。」


「会長に呼ばれたから来たんだ。」


「中へどうぞ。会長、良巳さんがお越しです。」


 会長室前の秘書室に居る人物に声を掛けると取り次ぎをしてくれ部屋に通された。


「明莉くん、退院したばかりのなに呼び出して悪いね。」


「いいえ。こっちも話しをしなくちゃと、思ってましたから。」


 軽く言葉を投げ掛けられたので軽く返した。


  
/400ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ