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贖罪の檻。【煉獄━ レンゴク ━】
第7章  兄から妹への調教始め
  


「あ・・・ん、・・・・・・」


 兄の牡が蜜を吐き出しながら震えている。最後の一滴までもを蜜房に注ごうと本能で奮えているのが伝わる度に甘い痺れが身体を支配している。

 気持ちで抗えるモノでは・・・ない。


「っ、はあ・・・」


 チュポン・・・


 ようやく快楽が落ち着いて牡を引き抜き我に返ると妹は、身体を強張らせたまま仰け反っていた。


「おっと・・・、やり過ぎた。大丈夫か、月良。」


 後頭部を支えて顔を覗き込む。口を開けてフルフルと震えている。


「いま、解いてやる。」


 指と脚の拘束を外すとシャワーチェアに力なくダラリと全身が崩れた。


「月良、大丈夫か?」


 息は、しているものの身体をを大きく動かす呼吸だった。快楽の悲劇が強すぎたようだ。
 イカないように我慢していたのだからその反動は、大きかっただろう。


  
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