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贖罪の檻。【煉獄━ レンゴク ━】
第1章  更なる贖罪の褥・・・
  


 一方的な条件を伝える。


「守ると頷け。そうしたら、首から手を解放してやる。」


 グッと更に力を加えて首を圧迫する。


「理解をして、約束するか?」


「っ、んん・・・」


 苦しいのと恐怖で頷いてしまった。


「よしよし、いい子だな。」


 ゆっくりと首から手をどける。


「っ、ケホッ・・・」


「じゃあ、こっちだ。」


 腰を抱えて引きずり地下室の一角にあるベッドへと身体を放った。


「じゃあ、始めようか。」


「・・・始、める?」


 大きなベッドに放られて判り切っていたのについ訊いてしまった。


「〝お仕置き〟、って言っただろう?」


「あ・・・っ、嘘。やだ、お兄ちゃん・・・」

  ・・・・・
「〝ご主人さま〟、だって・・・教えたろう?」


 ベッドへ移動して妹に馬乗りになりながら静かに低い声で話す。


  
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