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第3章 帰りたくない…



夕方の道を涼ちゃんと歩く。

まだ濡れた髪をしたままの涼ちゃんが欠伸をする。


「そんなになるまで練習するなって、いつも言ってるでしょ?」

「来月からトーナメントが始まるのに練習が出来ない日が多いんだ。」

「仕事?」

「週末だから理梨も一緒に連れて行く。」


勝手に私の予定を決めてしまう。


「週末…、どうしようかな…。」


わざと涼ちゃんの言葉に抵抗を見せる。


「横浜で霧島さんと撮影の仕事だけど、静香(しずか)さんも来るから一緒に飯を食おうって霧島さんに誘われてるんだ。」

「静香さんも来るの?」

「だから理梨も行くだろ?」

「行くっ!」


私の抵抗なんか最近はアッサリと崩される。

私が行くとさえ言えば涼ちゃんはご機嫌になる。

涼ちゃんの家に着き、うちと同じ間取りの台所に涼ちゃんと行く。

涼ちゃんはご飯を食べて私は涼ちゃんのジム用のバッグから汚れた涼ちゃんのタオルやシャツを出して洗濯をする。


「いつも悪いわね。」


涼ちゃんのお母さんが私に言う。

うちのお母さんは豪快なタイプだけど涼ちゃんのお母さんは控えめで優しいお母さん。


「いいえ…。」


そう答えてダイニングのテーブルで涼ちゃんの隣りに座るとお母さんがお茶をくれる。

涼ちゃんは眠そうな顔でご飯を食べている。

今夜は多分、早く寝てくれる。

そんな事を考える。

ご飯を無理矢理にお腹に詰め込むようにして食べる涼ちゃん。

食事が終わると無言のまま歯磨きをして私を連れて自分の部屋へと向かう。

涼ちゃんも私と同じ2階の部屋。

似たような部屋だけど違いは色彩が男っぽくて青や黒が多いと感じる。


「寝る。」


限界の涼ちゃんが私を自分のベッドに入れる。

涼ちゃんが寝付くまで添い寝をしてあげるのも私の役目…。


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