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HANAMIZUKI~貴女を永遠に想います
第14章 違う人と過ごす夜・・・。




美晴said




あの・・・沖縄から一人で帰った事件。



あの日・・・私は・・・。



結局帰れなかった・・・。







空港で





「ぇえっ・・・・」




タクシーで空港に向かった時の私は・・・何も考えず・・・。



とにかく龍が戻る前に部屋を出ようと逃げるようにして荷物を纏めてホテルを出た。



空港に行けばどうにかなるだろうって・・・。




でもどうにもならなかったの。




「お客様申し訳ございません(笑)本日の便はもう全て予約で席が埋まっております・・・。」




ですよねぇ~・・・。




そうですよね・・・。




ガックリした私。



でもちゃんと考えたら・・・そんなの分かり切ってたじゃない。




なのに勢いで空港に来るなんて。




ため息をつくと・・・。




「明日の・・・昼過ぎの便でしたら空きがありますが・・・・。」




・・・・・・。




だったら・・・。




その便で・・・・。




「じゃ・・・その便で・・・・。」




カウンターに手をついてそう言った時・・・。




「ちょっと待てッ!!!!」




後ろから・・・。




私の肩を掴んでちょっと待ったの手が伸びてきた・・・・・。




・・・・・・・。





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