この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
夜に咲き乱れる花
第2章 夕立
外が冷たい風が吹き、周りは暗くなった

と思った瞬間、叩き付けるような雨が降り雷が鳴り出した

詩織は既に食事の仕込みを整え、直樹を待つと夕立のなか現れた

「お帰りなさい」

黙って直樹は草履を脱ぎ、部屋の真ん中に入っていく

水を張った桶を持ち、直樹の足の前に差し出すと、両足を桶に入れた

夕立で道が泥まみれになってることで草履を履いても足は汚れる、手拭いで足の泥を落とす詩織の姿、そんな姿も直樹には愛しいと感じる

「旦那様、足を拭きますね」

「いきなり降ってきたな」

「はい、これで梅雨は明けるのでしょうか」

桶を片付け、台所に戻ると、作ったばかりのおかずを小鉢に盛る

それを膳に乗せて、直樹の前に差し出した
/27ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ