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竜を継ぐ者~黄の刻印の章~(世界はエッチと愛で救われる)
第5章 正体不明の来訪者。レイプしたのは僕!?
「まったく生意気な娘だな。身体が疼いて苦しい癖に……」

 男の言葉に彩夏は不快そうに眉を顰めた。
 そして威嚇する猫のような上目使いで、キッと男を強気に睨みつける。
 彩夏はもう一度襟首を掴み直すと、グイと強く引っ張った。

「いい加減にしてよ!ちょっと何を言ってるかわからないんだけどッ!?」
「おまえはそのままだと日常生活もできない身体だと言っているんだ」

 言い終わるやいなや、男は挿入させたままの肉槍をズンと動かした。

「あはあ……ッ!?なっ、何これェ……ッ」

 身体を襲う、甘く痺れるような衝撃にビクビクと彩夏は震えた。
 自分の身体が何故こんなに敏感になっているのか理解できない――彩夏は快楽に震えながら困惑した。
 体験した事のない未曾有の感覚――自分がダメになってしまいそうな、強烈な甘い疼き。子宮にじわりと広がる甘い余韻を逃がすのに彩夏は一杯になった。
 彩夏の身体から抵抗する為の力が抜けて、襟首を掴んだ手がパタリと落ちる。
 こういう状態になると、どんなに気の強い女でも可愛いものだと男は思う。

「助けてやる。わかったら俺に、大人しく犯されていろ」
「バカ……言わないで……っ!ちょ……滝川くん、嫌――あんっ!んんっ!!」

 言葉も終わらぬうちに抽挿が再開されて、未だ怒気を孕んだ毅然とした瞳が突然の快楽に歪む。
 強気な眦が微かに濡れていた。
 思わず喘ぎを上げてしまった事が悔しいのだろうか、潤んだ眦にキュッと力を込めて、同じように唇も真一文字に引き結ぶ。下唇を噛むように真一文字に閉じられた唇は、声なんて出すものかという強固な意思が感じ取れる。
 男は彩夏のそんな抵抗の表情をも物ともせず、打った杭を引いては打つ。あまりに強く穿たれて、彩夏の細い体躯は激しく上下に揺らされた。
 その所為で彩夏の豊かな胸も上下にブルンブルンと揺らされる。
 白い身体の上でたぷたぷと跳ねる乳房を男はギュッと掴んだ。通常であれば痛みを伴いそうな程の強さで握られた乳房は、美しい釣鐘型の脹らみを潰した饅頭のように変形させる。
 全身が性感帯のような状態になっている彩夏には、その刺激もまた甘美なものに変わってしまっていた。

「んっんっんっんっ!うん!うん!ん~~~!!」

 彩夏は抵抗の言葉を紡ぐ事も許されずに、襲い来る快楽の波に浚われ続けるしかなす術がない。
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