この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
牝獣の哭く夜
第19章 白百合の臓腑
 下腹部に盛り上がっていた泡をかき取っているうちに、沼田は美貴の身体の変化に気がついた。

 一度は慎ましやかに閉じていたはずの肉の唇が、わずかにほころびかけて、とろりと透明な液がにじみ出ているではないか。

(アソコの毛を剃られて、感じている)

 よく見ると、包皮の陰でクリトリスがほんの少し頭をもたげているようだった。

 沼田は剃刀を動かす手を止めて、美貴の顔を見上げた。
 相変わらず眼を閉じているものの、目元を紅潮させ、噛みしめた唇がふるふると震えている。
 官能に負けそうになっている牝の貌だ。

 諏訪も気がついた。美貴の肩を抱き、耳元で囁く。

「感じているのか?」

 美貴は小さく首を振った。
/369ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ