この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
牝獣の哭く夜
第6章 新たな陵辱者
(このまま、消えてしまいたい……)

 下着を穿いたままの失禁――成人女性にあるまじき醜態である。

 さすがにすぐには立ち直れない。
 バスタブにできた黄色い水たまりにしゃがみ込んで、顔も上げられずに唇を噛みしめる。

 瞳だけでなく、心も固く閉じて慄く美貴の耳に、沼田の声が遠く聞こえた。

「いつまで、そんな処にうずくまっているつもりだ?」

 からかうような口調に、カチンときた。
 すくんでいた気力がすこし持ち直す。

「パンツまで濡らして、気持ち悪いだろう。おまけに、オシッコ臭いし」

 たしかに、バスルームには痛烈なアンモニア臭が漂っている。
 美貴自身の排泄した小水の臭いだ。

 自分の排泄臭が、この豚のような男に嗅がれているのかと思うと、頭に血が上る。

/369ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ