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保健体育の授業
第9章 それぞれの道~敦也~
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『私はもうどうなってもいい…
敦也のことがどこにいるのかだけ…
それだけ…お願い…教えて…』
『ふはっ!!
あいつはこの部屋の隣にいるよ』
『とっ…!隣にいるの!?』
『行かせねぇけどな』
そのまま私の顎を片手で
押さえつけると乱暴にキスをしてきた。
『んんっ!やっ!』
パシンッ!
一瞬何が起きたかと思うくらいの
力で頬をひっぱたかれた。
勝手に涙が出ていた。
『広大…お願い助けて…
広大…広大…広大…助けて!!』
必死に叫ぶ私。
『うるせぇ!』
また同じように頬を叩かれ
私の気はと遠退いた。
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