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保健体育の授業
第6章 そして特別な夜



″パタンッ…″



李久が帰り玄関の扉が閉まる。



一瞬たたずんでしまう二人の空気は

どこか緊張していた。



それを解きたくて



『さ、広大もそろそろ帰ろっか!

送ってくから。』




振り向くとそこはもう広大の

胸の中だった。




『俺、今日帰る気ないよ。』




と耳元で言う。




『何言ってるの?

親御さん心配するでしょ?


しかも生徒がっ…』




言いかけると広大が顎を抑え

自身の唇で私の口を封じた。



『ンッ…!』



苦しい私は顎を抑えている手を

必死に引き剥がした。



『なっ…!何するの!』



動揺した私とは反対に冷静に真顔で



『キスだけど。』



それだけ言うとリビングに

戻っていく。

そんな広大の腕を取り



『ちょっと…本当に泊めることは

出来ないから…送っていく。』




そう言うと急に振り返り

私を抱えるとリビングの

ソファーに雑に放り投げたと思ったら

両手はホールドされ顔面スレスレまで

顔を近づけてくる。



いつもになく険しいのに

なぜかとても色っぽく

全てを見透かされているような

気持ちになった。




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