この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
保健体育の授業
第9章 それぞれの道~敦也~


ある日ゲームセンターで敦也を

一人で探しているときだった。




『加藤 敦也と言う男の子を

知りませんか?』



そう聞いた相手はギロッとこちらを

睨み付けるように見たあとニヤリと

不気味な笑みを浮かべた。



そして隣にいた友人と目を合わせて

友人の方が携帯をポケットから

取り出し奥へと姿を消した。




私も馬鹿ではない…

何か敦也のことを知ってる人たちに

声をかけてしまったことを察した。




上から下、下から上へと

舐めるような視線で私を見ると




『最近敦也のこと探してるやつって

あんただったんだな~

何?ガッコの先生?』



と人差し指で私の顎をぐいっと

上に持ち上げ目を合わせてきた。




『そうよ、あなたは敦也のお友達?』




『ふっ…お友達ねぇ~

まあそんなとこか。』



私を馬鹿にしたように半笑いをした。




『そう…敦也は元気なの…?』




そう聞くと



『直接会ったらわかるだろーなー

ついてくるなら会わせてやるよ』




この男を信用したわけではない。

でも敦也に何か起きているなら

1秒でも早く助け出したい…



その一心で私はついていく覚悟をした。




その時、密かに携帯の通話機能を

広大に繋げ鞄に放り投げた。




"気付いて…

助けにきて…"







/123ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ