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美女の危ない立回り
第3章 始まりの夏
東田はバイトの同僚二人と共に開店前の準備を行っていた。

竜也「東田さぁ、この前の海の時何でサービスエリア来なかったの?ずっと待ってたんだぜ?」

東田「悪い悪い気づかんかったわ」

竜也「ユウカちゃんと、しけこんだのかって話してたんだぜ?」

東田「マジで?勘ええなぁw」

竜也「お前ウソつけ!w」

沙也加「無い無い」

東田「二人ともオレに失礼過ぎへんか?w」

沙也加「だってユウカちゃんは里山さんが好きなんだから」

東田「そうなん?」

沙也加曰くユウカは密か社員の里山に憧れているとの事であった。
沙也加は同じ女性が見れば分かると豪語していた。
里山は所謂スポーツマンタイプの爽やかイケメンで180センチの長身に、誰にでも優しい対応で女性スタッフから人気があった。
ユウカが里山と話す時の声質は普段より一段跳ねるというのだ。
そう言われてみると里山と仕事をしている時のユウカはいつも以上にイキイキとしているように思えなくもなかった。
里山の冷静で大人な余裕がある感じもユウカが憧れているところなのだろうと東田は推測した。


ラストオーダーを取り終えた頃ホームスタッフの東田は本日のシフトを終えた。
勝手口を出た所でユウカに呼び止められた。
どうやらユウカも同じ上がり時間だったようだ。

ユウカ「言わないでって、言ったじゃないですか・・・」

どうやら始業前の竜也と沙也加としていた話を聞かれたらしい。里山の話題になった時の会話まで聞いていたかどうかはわからなかった。

東田「ゆーてへんって」

ユウカ「でも含みを持たせる言い方をしてたじゃないですか・・・」

ユウカ「なんで、普通に否定してくれないんですか?」

東田「そんなに言われたくないん?」

ユウカ「・・・!」

東田「言われたくないんやったらそれなりの事してもらわんとなぁ?」

ユウカ「・・・・・」

東田「こんな所で話してるとまた勘繰られるで?w」

ユウカ「・・・わかり・・ました」

東田「とりあえず、ウチ行こか?w」

東田は手に持ったキーからドアロックを解除した。
とても軽やかな音であった。

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