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解放
第1章 第一章
黒目がちな瞳がこちらを見つめている。
射抜くように。
見透かすように。

それが彼と初めて会ったとき
印象的なのはその瞳だった。

もちろん、他にも
人好きのしそうな穏やかな表情。
物腰が柔らかく、耳にすうっと染み込むような
低めの心地よい声。

流行には敏感ではなさそうだが、
清潔感のある、30台という年齢相応の
格好は、警戒心を持ってここに来た
私の覚悟を柔らかく受け流してしまった。

昨晩チャットでSM談義に花を咲かせるうちに
会うことになった彼との出会いのシーンは
何かされるのではないかという妄想過多に終わりそうである。

「じゃあ、もう少しゆっくりお話しをしようか。」

彼がそう言うし、挨拶だけで立ち話もなんだからと
思っていたので、彼の滞在先のホテルの喫茶店に
入ることになった。
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