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愛してるからこそ...
第4章 あとを継ぐ男




何枚も何枚も片付けるのに減らない!
あーぁ!!!イライラする。
何だこれ。発注書送信お願いします?!
自分で送れ!

どうやら部長か注文数と発注数を
いちいちチェックしていたらしい。
バカバカしい。そのくらい子供じゃあるまいし
自分で確認してから送れと思いながら
一つ一つ確認している自分がいる。


コンっとデスクにコーヒーが置かれた。
みると小池がみんなのコーヒーを入れて
持って行っていた。
少しこれ飲んで落ち着かせようとした時に
スマホがなった。
しかもプライベート用の。

朱里に何かあったのかと思い林だと思って話す。

「結城だ。朱里に何かあったのか?」


「......ま、さと…っグズ…」

朱里?もしかして泣いてるのか?
何で泣いてるんだ?
頼むから泣かないでくれ。


「どうした朱里?」

「渡辺先生に…っ...」

あの野郎。ぶっ殺す!!


「朱里何があったかは後で聞く。
すぐ近くに社用車ないか?
その車に林が居るから乗って戻ってこい。」

「ごめ…っ、ごめん...」


泣きながら謝る朱里を宥める。

「大丈夫。俺はお前の旦那になる人間だから
大丈夫だから。な?」


うん。と言ったから電話を切り林に電話した。



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