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第9章 8

「トイレ」

情事が終わって、ズボンを履く
壮悟は後処理でまだソファーに座っている

ドアを開けて、出口を目指す




これで終わりだ




タクシーを拾って住所を告げる
親父しか知らない俺のセーフハウスだ

職場から近いアパート
契約者名は親父だからバレない

服だけ着替えるか
後部座席でうなだれて、下を向く

「お客さん、どうかなさいましたか？」

「今日は、、、、散々だ」

どうか、と聞かれてさっきまでアナルセックスしてました。なんて言えるはずもなく、今日の気分を言う

「そうですか、、、」

視界がぼやけ、やがてそれは粒となり、服に落ちる





本当に今日は、散々だ