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フラダンサーの妖しい腰付き
第10章 会いたい
あれからというもの、僕は千里の事が頭に離れなかった。
寝ても覚めても千里。
千里の裸体を思い出し、思わず勃起してしまう。

執筆どころじゃない。
また会いたい、今度は何時会えるのだろうか。

悶々とする日々が続いた。

ライン交換したが、あまりしつこくラインするのもどうかと思い、敢えて連絡しなかった。

僕は千里とまた会えるのだろうか?
少し不安になってきた。

千里はサバサバした性格で、相手に依存したり、されたりするのがイヤな性分らしい。

千里から連絡が来るのを待つか…いや、たまにはこっちから連絡してみようかと思うのだが、話すきっかけがない。

どうしよう、やっぱり連絡するべきか?

このままじゃ筆が進まない。

やっぱり連絡しよう!
僕はラインを送った。

【次の休みは空いてる?】と。
すると、しばらくして千里から返事がきた。

【ゴメンね、子供の事もあるから、約束は出来ないのよ】と。

まぁ、子供のいる身だ、毎回出かけるワケにはいかないだろう。

僕は了解とだけ返事をして、ラインを終えた。

僕は女々しいのだろうか?
会いたくて会いたくて仕方ない。

千里の性格は分かっている。だからこそ頻繁に連絡するのを極力控えている。

でも、このままじゃ僕の気持ちが落ち着かない。

そんな日々が続いていた…


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