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はつこい
第8章 絶望の先
「止めて」

と言うと、

「何故だい?
愛し合う夫婦なら当然の行為だろ?
僕は君を心から愛しているんだ。
君と出会った13年前のあの夜からずっとね。
あの夜見た、君の裸体。
本当に美しかった。
勿論、成熟した今も美しいよ。
でもね、あの身体を見て、僕は君に恋をしたんだ。
君は信じないかも知れないけど、あれは僕の初恋だった。
そんな君を失うなんて、僕には到底無理だ。
君はここで永遠に僕と暮らすんだ」

それを聞いて虫唾が走った。

「嫌!」

思わずそう言うと、小父さんは少しだけ悲しそうな顔をした後、

「もう遅いんだ。
君の身体は徐々に感覚を失っていく。
今は四肢だけだが、3時間後には、君は意識を失い、永遠に眠り続ける事になる。
でも心配しないで。
君は眠っているだけだから、僕と愛し合う事は可能だ。
これからも毎日、君の事を抱き続けるよ。
永遠にね」

そう言った後、小父さんは挿入したようだ。
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