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ROCKな彼女
第19章 Mad love
僕は我慢出来なくなって
彼女を組み敷くと
彼女は
『きて…』
と言う。
それだけで
僕は彼女を荒々しく
突き上げる。
だけど僕の背中に回した手は
ゆっくりと爪を立てていく。
彼女が達すると
僕の背中に爪が食い込み
爪痕を残す。
情事後
彼女は優しく傷を撫でる。
愛しそうに
悦楽的な目をして
そして自分で付けた後にキスをして
そっと舐める。
僕が痛みで顔をしかめると
『ごめんね。夢中になってもぉた。』
そう言葉では口にするけど
獲物を見つけた野獣のように
目の奥は輝いている。