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ROCKな彼女
第1章 Coincidentally
ただぼんやりと時間が通り過ぎていく中
ふと預金残高を見て震えた。
え?
もうこんだけ??
ご飯…食べられへんなるやん!!
どうしよ…?
とりあえず日雇い??
いや肉体労働なんて僕に出来るわけない。
そんな体力も気力もない。
なんか他にない??
僕が知らない場所…
ペラペラとめくる求人誌
アルバイトでもいい
ご飯が食べられ続けて
生活が最低水準で保てるなら…
そんな中目に付いたのは
カフェで働いてみませんか??
アットホームな職場で
コーヒーの世界を覗いてみましょう!
へぇ。カフェ…
コーヒーいい匂いやし
なんか爽やかな人になれそう…
そんな軽い気持ちで
アポを取り面接に行く。