パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第5章 敵国の王子さんは今日も絶倫

マランの唇がディアナの唇から離れ、徐々に下方へと這っていった。
細い首筋の柔肌を甘噛みしていく。
ぞわぞわと鳥肌がその部分から身体に広がってゆく。
唇は鎖骨を越え、なだらかな丘の頂点へと差し掛かった。
舌が出され、その小さな乳首を回しなぞる。
刺激を受けた小さな塊が、勝手に、硬くなり、ぷっくりと起き出し、ちろちろと身をくすぐるような熱が、生じてはならぬ場所に生じてくるのを感じた。
マランの温かい湿り気を帯びた舌が、その尖った乳首を今度は押しつぶすように、長い振り幅で舐めはじめた。
ディアナは、この甘美な責めに負けまいと、必死に耐えた。
腹の筋肉がひとりでにひくひくと痙攣する。
身体が自分の心を裏切り、悩ましい声をあげてしまうことがないよう、唇を噛んで耐え続けた。
もう一方の乳首を指先で細かい振動を起こすように弾かれた。
二つの敏感な突起を刺激され、声が思わずもれる。
「はあぁうっ！」