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第5章 敵国の王子さんは今日も絶倫

「私の肉の剣で踊るがいい！」
マランは満足そうな笑みを浮かべ腰を突き入れた。
「はああぁぁっ！」
再び、マランの男根に深々と抉られ、突かれディアナは喘ぎ悶えた。
マランの太くいびつな形の摩擦が生み出す、強烈な快感に、ディアナはもはや我を忘れ、体を小刻みに震わせ、痙攣を繰り返してた。
しきりと身体をくねらせ、腰を自ら突き上げ、打ち込みに応えた。
それと同時に、彼女の狭い肉壁は強烈な収縮を始め、マランの分身をきつく絞り始めていた。
「くっ！　くうぅぅぅッ！！」
思わずマランは苦しそうな叫び声を上げ、ディアナにのしかかったまま、その腰の速度を上げた。
ああっ！　来るわ！　あの時が！
ディアナはもう何も考えることが出来なかった。
どんどん精神は高みを望み、身体は硬直していった。
それと同時にマランの男根が硬く膨らみ始める。
その時が来たのだ。
マランはディアナの最奥を一突きすると動きを止めた。
次の瞬間、ディアナは、マランの分身が一度どくんと張りつめるのを感じた。
「ああっ！」
「ぐうっ！」
マランの矛先がディアナの体内で噴射を始めた。
その力強い動きと、なにか熱いものが身体の中を満たすのを感じたとき、ディアナは先ほどよりも高い頂に昇り詰めた。
マランの重たげな巨体が、がっくりとディアナの身体の上に崩れ落ちた。