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依存症性活
第24章 6月30日 部室

「ユメちゃんセックスしよー」
「ストレートに言うね…」


学内を歩いているとリクに出会し、ヘラヘラとそう言う彼にそのまま腕を引かれる。


「…するって、どこで?」
「んー、ケンゴに声掛けてサッカー部の部室借りる」
「そんな簡単に借りられるの?」
「平気っしょ」

機嫌の良さそうなリクは片手でスマホを弄る。
恐らくケンゴに連絡を入れているのだろう。


「あっ!ユメカちゃん!」

部室近くに着くと、ケンゴはぱあっと嬉しそうに笑って私の名前を呼んだ。

「部室…リクと使う、んだよね、はい、これ鍵。終わったら連絡して」
「3人で…する?」

眉を垂れ下げながら、部室の鍵を手渡すケンゴに思わず声をかけてしまった。
私の言葉にリクは笑い、ケンゴは目をまんまるく見開いて驚いて見せた。


「ふっ、2人がいいなら!俺も混ぜてください!」
「俺はいいよー?」
「うん、しよ?」


リクの同意も得て、私たち3人は部室内へ入った。

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