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第12章 Amulet

『草食に見せかけて実は肉食らしいで』

『…そのまんまやな』

『俺とアツシは肉食やな』

ジュンはタバコに火をつけながら俺を見る。

『ユーヤは草食？』

シュージが聞く。

『いや、ユーヤこそ肉食やろ』

昔を思い出し、俺は言った。

結局話はどう女を喜ばせるかに
流れて行った。

早々に飽きた俺はリナを思い浮かべる。

あいつが付けたそうなもの…。
そう言やずっとフェザーネックレス
付けたまんまやな…。

自分の首にかかるネックレスを撫でる。

あっ！

アンクレット！

今まで見向きもしなかった。

ミサンガ足首に付けてる男
いっぱいいてるやん。

足枷風になんか付けさしてやろ。