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Dangerous Man 2nd
第19章 There is no shaking
おぉ同窓会あるある。
俺も人の事言えないけど…。
女が目を瞑りユーヤに唇を近づける。
ふいっと顔を背けたユーヤ
…っち!
そして俺達と目が合う。
『…覗きか変態』
えらく低い声…。
『や…なぁ?ジュン?』
『おー。なぁ?アツシ…』
何も言い訳が思い付かずただ笑う。
女は走ってトイレを出ていった。
『俺はアツシとちゃうからな』
そう言って俺を見る。
『…知らんやん』
少し拗ねながら答えた。
『あーぁ、スクープやと思ったのになぁ』
ジュンは心底残念がった。
『五月蝿いわ!
もう帰ろうぜ。飽きた』
ユーヤの言葉に頷き
俺らは金を置いて帰った。
アバンチュールもいいけど
帰れば可愛い嫁がいる。
俺は今日はどんな風に鳴かそうか
妄想をしながら帰った。