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Dangerous Man 2nd
第20章 I don't know You
立ってるのが辛くなってきた俺は
ゴネてタクシーに乗る。
『電車で良かったのに…』
『ええの!タクシーのが早いし』
そんな事を言いながら
今度は別のファッションビルに入った。
『ちょおトイレ行ってくるわ』
服を選んでいる彼女に声をかけ
トイレに向かった。
あーしまった…このビル
スカウトの子らおったな。
いくら上がったとは言え
彼女は1度は夜に染まっている。
彼らの嗅覚は嗅ぎ付けるはず。
スッキリ出し切り
手を洗って急いで彼女の元へ帰る。
彼女を見つけると案の定
声をかけられていた。
そっと近づく。
『仕事探してない?』
『いえ、大丈夫です』
『そお?君可愛いし
めっちゃ美味しいバイト知ってんねんけど』